いつもの音楽(他)仲間の池本さんと堤さんと、ぇりかちゃんとで、天理市にある幼稚園でミニコンサートをしてきました。
ギターとジャンベとカホンと、その他いろいろな手作りパーカッションで何曲か演奏し、そのあと園児に楽器を手渡し一緒にどんちゃか合奏したのです。
今回よかったのがバードコール。
池本さんと数日前にうちの工場で汗かきながら作った35このバードコールが、扇風機が30度をこえる空気をかき回す幼稚園のリズム室という広い教室で、園児らの手によって一斉に鳴らされると、一瞬、まるで南国の楽園で、熱帯雨林の森で、さまざまな鳥のさえずりが入り交じった鳴き声を聞いているような気がして、とても幸せな気分になりました。
僕はカホンを叩きながら、ずっとにこにこしてたと、ぇりかちゃんが言ってました。
こんなに単純で、誰にでも演奏できて、楽しい楽器、バードコール。家具屋の特権で端材も利用できるし、これからも作っていこう。
で、その日、保育園の先生がカホンを欲しいと言ってくださり、作らせていただくことになりました。
しかしその注文が「まっ黒」。ペンキなら簡単ですがね…
そういわれて、頭に浮かんだのが、着色オイルではなく、カラーワックスでもなく、墨汁。
前から使ってみたかったんですよ。
それと、Vではなく、パインか杉のSIGNカホンで、ということでしたが、パインはもううちでは使わないことにしたのと、節などのある杉では着色に限界があるので、ボディーになにかほかの集成材を使うことを考えています。
水性なので扱いにくそうですが、にかわが入っているのできっと変な光沢が出そうで楽しみです。
ついでにVにも塗ったやつも作ろう。