つっぱり壁面ハンガー
W1030×D60×H2400(調節範囲50)
材質:ブナ、ウォルナット
塗装:天然オイル、ワックス
ストーリー
お客さんが来て、脱いでもらった上着はどこに置く?
お出かけの時、必ずかぶる帽子はどこにかけとく?
必需品の入ったショルダーバッグの肩ひもは意外と長い。
いつもどこに置いたか忘れてしまうエチケットブラシの定位置。
散乱している幼稚園の鞄と帽子と制服と、できれば自分で片付けて欲しい。
その他色々、見当たらないとお母さんのせいにされてしまう様々なものを、さっと掛けておく場所が欲しい。しかも邪魔にならないように、そしてかっこよく。
よくあるハンガーポールも考えたそうだが、部屋の中におくと結構場所を取り、狭い部屋では視界をさえぎり、一度ものがたくさん掛かってしまうと、動かしようのない存在感が出てくる。やはりあれは平常何も掛かっていない状態が正しく、必要な時に活躍する奴なのだ。家族向きではない。
3階建ての家の2階の廊下、リビングの前の壁面に、このハンガーを取り付けた。
固定は調節機能の脚によって床と天井で突っ張っていて、壁には釘もビスも打ち込んでいない。
一列に並んだ丸い穴に直接何かを掛けてもいいし、円柱のペグは差し替えて位置を変えられ、何かをこれに掛ける時は引き出して使う。
上下2段で上は大人用、下は子ども用となっている。
しかしこのペグ、精度良く作ったので抜き差しが気持ち良く、子どものおもちゃになりかねない。そこはちゃんと言い聞かせていただくしかない。